東京府 従多摩川至江戸川 海苔採場実測図(岡村金太郎著「浅草海苔」付図)明治40年
大田区立郷土博物館所蔵
昭和38年の春までは、東京湾でも海苔がとれていた。現在の海苔の大きな産地は、九州や瀬戸内海などがあげられるが、その頃までは、海苔のほとんどは東日本でとれていたんだよ。なかでも、東京湾で約40%海苔がとれていて、大正時代の東京湾の生産量は全国の70%前後もあったんだ。東京オリンピックを機に、東京湾の埋め立て開発が進み、昭和38年、漁場権を放棄し、東京湾での海苔生産は終止符を打った。